彼女ノ写真
「エークン、お疲れ様~ココアでも飲む?」




サイオンジ先輩が、笑顔で出迎えてくれた。二宮さんは、拍手を送っている。シキちゃんは僕の方を向いて───と言うより、小梅を見ていた。




傷の確認ですか?




「さすが、少年!男の子ね~やるじゃないっ!」



「あのですね、マキ先輩。僕が、小梅から落ちる事を期待してませんでした?それにさっき、舌打ちしてましたよね?」



「うん!」




───うんって、、、実に爽やかで清々しい笑顔をするじゃないかーっ!ホント、良い笑顔だな~。




誠に残念ながら、嫌いになれない。憎めない。




神様───さっきの願いを取り消します。人間、分かり合える動物です。許せる動物なのです。




< 124 / 253 >

この作品をシェア

pagetop