彼女ノ写真
「どうしたのよ?黙って。そんな事、考え込むような事かしら?」



「いや、そんな事じゃないんだよ───実は、その中にさ、、、あの写真が入っていたんだ」



「あの写真?」



「あの、君から貰った───僕が初めて君を撮った、あの写真だよ」



「───あ~ぁ、あれね。

───と言うか、あんなの持ち歩いてて落としたとしたら、私が恥ずかしいとは思わない?」



「う、、、確かに───。ごめん」



「───ねぇ、もしかして、、、あれを探してて、私に冷たくなっているのかしら?」



「別に冷たくなんか、、、冷たかったかな、、、?でもさ、後ろめたいって言うか───。

あの写真はさ、自分なりの誓いだったんだ。だから、いつも持っていたんだ───だから、だから───メール出来なくて、ごめん。」



「───ふーん。まぁ、いいわ」




そう言うと、彼女は僕に対して背中を向け、僕が想定した通りの言葉を続けた。




その言葉に、少し痛みを感じる。今の僕は、やっぱり許容量がない様だ。





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