素顔の先輩と甘い休息〜番外編〜
メニューがカレーに決まったということで、翠央は材料を次々とカゴへと入れていく。
俺は…隣でそれを見てるだけ。
っていうか、翠央のことばかりが気になって仕方ないんだよな…。
どうしても食材よりも翠央に視線がいっちまう。
「あの…匠先輩、私の顔に…何かついてますか?」
どうやら俺がジッと見つめていたせいか、翠央は不思議そうな表情を浮かべた。
「何もついてねぇから大丈夫。傍で翠央を見ていられることに、俺が幸せ感じてるだけだから。」
ポンポンと頭を撫でると、翠央は瞬く間に顔を真っ赤にして、クルッと俺に背中を向けてしまった。
その恥ずかしがってる仕草にも笑みが零れてしまう。
抱きしめたくなるじゃねぇかよ…。