COURAGE!!
鎗は祐実に向かって砂利を投げ、地面に槍を突き刺した勢いを使って目一杯跳んだ。
「いっけぇぇぇぇぇ!!」
鎗は祐実を飛び越え、前を向いたまま槍を祐実に向かって突き刺した。
キンキンッ!!
金属と金属が当たる音が二回同時に聞こえた。
一つは僕の槍が弾かれた音。
もう一つは僕の頭のすぐ後ろ………まさか!!
鎗の横に祐実の矢が落ちる。
「はいはい、そこまでー」
聞き覚えのある声に慌てて後ろを振り向く。
やっぱり………
そこには剱さんと見知らぬ女性が立っていた。
「いやー、いいものを見さしてもらったよ」
「そうねぇ………まさか“スキル”まで使っちゃうとはね………」
話に着いていけない鎗と祐実は、ボーッとしていた。
