love you

「お母さん・・・有り難う。私のコトをとても大事に思ってくれてるんだね。

その気持ち、よく分かったよ。

それで私、お母さんのその気持ちを大事にするね。

絶対無駄になんかしないから。

だから待っててね。

今に私、大富豪と結婚して、お母さんをプールのついた大豪邸に住ませてあげるよ。」

「あはははっ懐かしいわぁ-

昔、お母さんが悩んでるとマナミゎいっつもお母さんのとなりにそっとやってきて、

そういって励ましてくれたわね」

「あははっ

私も覚えてるよ」


お母さんとしばらく昔話をしていると、悲しくもないのになぜか瞳が涙でいっぱいになった。

「またお母さんと手ぇつないで歩きたい・・・

昔みたいに一緒に寝たい・・・」

「あらまぁマナミったら。いきなり赤ちゃんだった頃の記憶が戻ってきちゃったのかしら」

お母さんはそういって少し笑うと、

私の事を強く強く抱きしめてくれた。

お母さんにこうやって抱きしめてくれるの、何年ぶりだろう。


でも、私が学校で嫌なことがあって泣きながら帰ってくると、

お母さんゎ何も聞かずに落ち着くまでずっと抱きしめてくれてたな。

私、お母さんがいたからここまで生きてこられたんだ。


きずくのが遅かったけど、

お母さんゎ私の中でとてつもなく大事な存在だったんだね。


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