love you

誕生日




「月日が経つのゎ本当に早いなぁ」

「やだぁ!おじさんみたいな事言わないでよ-」


この日、私達家族ゎ、

アミの誕生日のお祝いでちょっとした高級レストランに来ていた。

アミも、もう1歳。


龍司の言うとおりだね。

本当に早かった。

こんなにもアミが早く成長するなんて思ってもみなかったな。


少しだけ、ほんの少しだけ寂しいような。

お母さんの気持ちが分かるような気がした。


「お待たせいたしました」

そういって店員の人がテーブルにケーキを乗せた。

とても可愛らしいケーキ。


上にゎサンタさんが乗っていて、

周りにゎ沢山のいちご。


そして真ん中にゎ

「happy biathday ami」

と書かれたチョコと一本のろうそく。


アミゎそれを見て興奮していた。

龍司ゎケーキを切り始める。


そんな幸せな風景を見れる私ゎ幸せだな・・・

そう、とっても幸せ。


不思議と顔が微笑んだ。


ふと大きな窓に目をやると、

そこにゎすばらしい夜景が広がっていた。




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