アグリーベティに恋をして
にっこりと、そう微笑みながら
女の子達の輪をかき分けて
あたしに向かってくるエイジ君に
ただ、ただ、唖然としてしまう。
「これからちょっと時間あるかな?」
そう言って目の前に立つ彼。
ば、バレてない?
てっきり西澤悠があたしの過去を洗いざらい喋ってると思ってた。
それとも、コレは何かの罠??
固まってるアタシの代わりに、裕子が答える。
「あたし来れから行くとこあったわ!恋華ちょーど良かったじゃん、エイジ君と帰んなよ。じゃっ!」