ETERNAL LOVE
学校に着き、私は後ろ(都の席が私の後ろだったから)に向き、都に昨夜のことを話した。
「ぷ、あはははは」
「ちょ、ちょっと何笑ってんのよ。私は真剣に悩んでるっているのに」
「だ、だって、あたしが予想していたことが、起きたんだもん。」
「予想て何よ」
「なんとなくね」
も~都は自分のことになると起こるくせに
私は、そう思いながら、都の話を聞いていた。
都の話によると、昨日都に話したときに、そういうことを予想していたらしい。
絶対に都私で遊んでるよね。
そんなことを考えていたら、担任の三條先生来た。
「お~い、お前ら、さっさと、席に着け。」
「よし、全員いるな。ホームルームをはじめるぞ。」
「ま「センセー、今日転校生が来るって本当ですか?」
あるクラスメートの女の子が三條先生に聞いた。
「あ、もう知っているのか。」
へぇ~、本当に来るんだ。転校生。
そう思っていたら、後ろにいる都に呼ばれた。
「なに、都。」
「ねぇ~、もしかすると、昨日の男の子かもしれないね。」
都は、ニヤニヤしながら、私に、言ってきた。
「まさか。そんなはずは、ないよ。」
たぶん、と私は心の中でつぶやいた。
「え~、だって、同い年っぽかったし、それにあたしたちのマンションからだと、ここ、桜川高校の方がが近くない。」
と都は、言ってきた。
「だとしても、同じクラスてなわけないでしょ」
「でも、「よ~し、入って来い。」
「あ」
と都は、つぶやいた。
「今日から、このクラスに入った、東條椎空だ。みんな仲良くするように。」
「あ~~~~~」
先生の紹介で入ってきた、男の子を見て、私は、目を開きながら、大声を上げてしまった。
「ん。どうした、桜井。」
「あ。昨日の子。」
「何だ、お前ら、知り合いだったのか。」
「え、あ、ち、ちが、うぐっ」
「そ~です。俺ら運命的な出会いをしちゃった仲なんで~す。」
「「ええぇぇぇぇ~」」
クラス中に叫びが広がった。
「ほっほ~。そうかお前ら、そういう仲だったのか。俺は、こいつが入学したときから見てきたが、桜井は告られても振っていて、一年間ずっと、男を作らなかったから、心配していたんだよ。」
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