LASTLOVE
(政樹は…もぉあたしの政樹じゃないんだ…。政樹も…翔も…。)

気付いたらあたしは政樹にキスしてた。
何度も何度も…。

「夢…?」

「政樹…」

政樹は一瞬で目覚ましたらしく驚いた顔をしてあたしを見た…。

「美月…?なんで?」

「ねぇ…あたしのこと…スキ?」

「は?」

「んっ…」

無理矢理キスして抱き着いたけど、政樹はあたしを拒否しなかった…。
しばらくキスをして、あたしから舌を絡めて昔みたいに濃厚なキスをした…。

「政樹…抱いて…」

気付いたらあたしは泣いてた。
て政樹にしがみついて泣いてた…。
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