10日間の奇跡
ホテルに帰ると結香はいきおいよくベッドに倒れこんだ。

「雷斗ー先お風呂入ってぃいよ!!私は少し寝るから──…ぐー…。」

早っ!!もぅ寝てる。
俺はすでに爆睡中の結香の頭をなでると風呂に入った。

俺はゆっくり風呂に入って上がると結香はまだ爆睡中。

「おーい結香ー!!風呂上がったぞ!!」

「うーん…後5分──…。
ぐー……。」

俺は結香のそばに寄って耳元でささやいた。

「…結香。早く起きないと俺が結香を風呂に入れるぞ。」

「──…!!?…変態。」

「おー変態だけど?さあ入ってこい☆」

「うーん……。」

結香は眠そうに目をこすりながら風呂に入って行った。
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