花の家
「嘘よ!」

「ふん、そんな嘘をついてどうする」


「あなたみたいな人、信用できない!

だって、何でそんなこと知ってるんですか?

おかしいじゃないですか」

花のむすめとしてしか必要とされていない私が、花のむすめとしても出来そこないだなんて。

嘘でなければ、どうしていいか分からない。


「聞いておらんかったのか?

知っていて当然じゃ。

わしは虫の家の当主じゃぞ」

< 255 / 274 >

この作品をシェア

pagetop