愚者
視線をカウンターに向けて促す。折角訪れた友人をこの侭で帰すのも気が引ける。
「色々と調べ上げる程に、うんざりとしてきたんや……」
「この間の件だね?」
「そうや……」
スツールに座った関は、懐から煙草を取り出して一服点ける。私は看板を仕舞い込み、簡単な掃除をしてカウンターに戻る
「少しだけ待ってくれないか」
私一人で話を聞いても難しい内容に成る可能性がある。第三者の意見が必要だろう。私は店の電話を操作していると、関が「灰皿貰うで」とカウンターに置かれている灰皿を手繰り寄せるのを横目に、電話の主に伺う趣旨を伝え了解を得る。
「待たせたね」
「なんや、忙しいんかいな?」
「そうじゃ無いよ。和さんの話の内容だと、私一人の意見よりも、的確な意見を貰える第三者が居た方が良いと思うからね」
「うん?」
「この間、話をした相手を覚えているかい?」
「あのバアサンかいな」
「色々と調べ上げる程に、うんざりとしてきたんや……」
「この間の件だね?」
「そうや……」
スツールに座った関は、懐から煙草を取り出して一服点ける。私は看板を仕舞い込み、簡単な掃除をしてカウンターに戻る
「少しだけ待ってくれないか」
私一人で話を聞いても難しい内容に成る可能性がある。第三者の意見が必要だろう。私は店の電話を操作していると、関が「灰皿貰うで」とカウンターに置かれている灰皿を手繰り寄せるのを横目に、電話の主に伺う趣旨を伝え了解を得る。
「待たせたね」
「なんや、忙しいんかいな?」
「そうじゃ無いよ。和さんの話の内容だと、私一人の意見よりも、的確な意見を貰える第三者が居た方が良いと思うからね」
「うん?」
「この間、話をした相手を覚えているかい?」
「あのバアサンかいな」