愚者
「愚か者って云うか、脳味噌が焼かれた狂人相手だからね気を付ける事ね」
「色々と忠告有難う御座います。ほんまに、今日は時間を割いて貰って有難う御座います」
「見た通りの暇人よ。別に構いはしないさ。アンタがどう成るのか見守るって云う遊びも増えた事だしね。長生きはするもんだよ」
「こりゃまた手痛い事を云いまんな」
互いに薄い笑みを浮かべ、関が頃合とばかりに立ち上がり、私も便乗して席を立つ。
「今日は助かりましたわ。色々と頭の中で南條はんの内容を吟味しますわ」
「好きにすれば良いわ。そこから先は自己責任の範囲だからね」
南條の言葉を最後に、私達は玄関へと移動し、もう一度挨拶をして外に出る。
「ケッタイな人やけど、冷静な視点で意見貰えて助かったわ」
街灯が照らし出す道を歩き乍関が話し掛けて来る。
「それは良かった」
「後は、ワシ次第と云う事やな」
「そうだね……だけど、その写真何処で手に入れたんだい?まさか、和さんが盗撮って訳も無いだろうし」
「簡単な事や。色々と情報を手繰り寄せとる間に、盗撮をしとる奴を見付けてな、ワシの知り合いの筋から、そいつを付け狙って写真を奪い取ったんや」
「危険過ぎないかい?」
「そうせな、危険な情報を手に入れる事はでけへんからな。餅は餅屋と云う所や。金さえ出せば動く輩なんか腐る程居とるからな。その辺りを上手く使うのがワシ見たいな仕事をする人間の手腕の見せ所や。目立たず騒がず水面下で色々と動かす。これが裏の世界で生き残る鉄則やからな」
「怖いね」
「そうでも無いで。金と云うツールが、人間の心のストッパーにも成るからな。金払いと話術で何とでも成るわ」
「そんな物かな?」
「色々と忠告有難う御座います。ほんまに、今日は時間を割いて貰って有難う御座います」
「見た通りの暇人よ。別に構いはしないさ。アンタがどう成るのか見守るって云う遊びも増えた事だしね。長生きはするもんだよ」
「こりゃまた手痛い事を云いまんな」
互いに薄い笑みを浮かべ、関が頃合とばかりに立ち上がり、私も便乗して席を立つ。
「今日は助かりましたわ。色々と頭の中で南條はんの内容を吟味しますわ」
「好きにすれば良いわ。そこから先は自己責任の範囲だからね」
南條の言葉を最後に、私達は玄関へと移動し、もう一度挨拶をして外に出る。
「ケッタイな人やけど、冷静な視点で意見貰えて助かったわ」
街灯が照らし出す道を歩き乍関が話し掛けて来る。
「それは良かった」
「後は、ワシ次第と云う事やな」
「そうだね……だけど、その写真何処で手に入れたんだい?まさか、和さんが盗撮って訳も無いだろうし」
「簡単な事や。色々と情報を手繰り寄せとる間に、盗撮をしとる奴を見付けてな、ワシの知り合いの筋から、そいつを付け狙って写真を奪い取ったんや」
「危険過ぎないかい?」
「そうせな、危険な情報を手に入れる事はでけへんからな。餅は餅屋と云う所や。金さえ出せば動く輩なんか腐る程居とるからな。その辺りを上手く使うのがワシ見たいな仕事をする人間の手腕の見せ所や。目立たず騒がず水面下で色々と動かす。これが裏の世界で生き残る鉄則やからな」
「怖いね」
「そうでも無いで。金と云うツールが、人間の心のストッパーにも成るからな。金払いと話術で何とでも成るわ」
「そんな物かな?」