愚者
店仕舞いをして二階の部屋のベッドに横に成る。別段する事が有る訳でも無い。只、習慣でTVだけは点けっ放しではあるが、番組内容が耳に入って来ても意味迄は理解出来無い。私はベッド脇に置いて有る写真を手に持ち眺める。
―複雑な物だ
心の中で葵とその母親の顔が交錯する。この侭スルーする事も出来るが、それは後味の悪い選択肢だと云う事も分かっている。如何するべきか本能が私に訴え掛ける。自問自答の繰り返しの中、私は徐々に深い眠りに堕ちて行く感覚に身を委ねる事にした。
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―複雑な物だ
心の中で葵とその母親の顔が交錯する。この侭スルーする事も出来るが、それは後味の悪い選択肢だと云う事も分かっている。如何するべきか本能が私に訴え掛ける。自問自答の繰り返しの中、私は徐々に深い眠りに堕ちて行く感覚に身を委ねる事にした。
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