空色パレット
「お前、それ…どういう意味か…」


「…知ってます」


恥ずかしくて…俯いてしまったから、笹河の顔を見ることができない。

笹河はあたしの頭を撫でた。


「…じゃ、泊まる」


あたしの家の庭にある車庫にバイクを置いた。

家の中に入ると、すごくドキドキした。


ふたりっきり…なんだよね。


「あ、お風呂…準備してきますね」


「ああ」


お風呂場に逃げ込んで、座り込んだ。

…笹河、何だか真剣な顔をしてたけど…。


お風呂の準備をして、リビングに戻ると笹河はテレビを見ていた。


「あの…」


「一緒に入るか」


「えっ、ちょっ!それは!」


「嘘」


も、もうっ!

一瞬、本気にしちゃったじゃんっ。


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