空色パレット
「親父さんの代わりとして一緒に行くことになったんだけどよ、相手の男がものすごくダメ男らしい。つーことで、ぶち壊してほしいって頼まれた」


…じゃ、じゃあ…。
勘違いしてたってこと?
急に力が抜けて座り込んでしまった。


「い、言わなかったじゃないですかぁ…」


「お前、俺のこと避けてただろ」


確かに避けてはいたけども。でも、それはそれ。言う時間なんていつでもあったじゃない。


笹河はまだクスクスと笑いながら、あたしを立たせた。


「まぁ、今日は大胆なことしてくれたから許してやるよ」


上から目線!?
大体、笹河が悪いんじゃん!


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