愛してるのに愛せない
「彩はどんなの歌うの?」
海斗の眼がキラキラしている。
なんでこんなにキラキラさせてるの…?
あたしは可笑しくなって笑った。
「あたしは女の人の歌なら、いろいろかなっ♪」
「気になるっ!」
「海斗だって秘密にしたじゃんっ」
「じゃあ諦める」
「諦めるの早くない?」
あたしが海斗に聞くと、海斗は大輝の方を向いてイジける。
この二人…男の子なのに可愛すぎるっ!!
あたしが一人で笑っていると、大輝がマイクを置いた。
どうやら曲が終わったらしい。
次は…あたしの番か。
なんか恥ずかしいな…
マイクを持つと、あたしが入れた曲が流れだした。