愛してるのに愛せない
――――――――…
「彩、真ん中な!」
「えっ…あたしはいいよっ!」
「女一人だけ端っこじゃ面白くないだろっ」
あたしは海斗に無理矢理に真ん中に連れて来られた。
カラオケボックスから出たあたしたち。
大輝がプリ撮りたいと言ったので、近くのゲームセンターでプリを撮るあたしたち。
「彩っ!笑ってっ!」
「急に笑えないって!!」
「じゃあ笑わしてやるっ!!」
「えっ…ちょっ、海斗!?」
海斗がくすぐってきて、あたしは爆笑する。
「あはははっ!!ちょっ、海斗っ…やめっ…あはははっ!!」
「笑え笑え~っ!!」
パチッとシャッターの切れる音がした。
「笑い死ぬかと思った…」
「だって彩が笑わないから~」
「急に笑えないってばっ!!」
「落書きコーナー行こっ!」
「あ…ぅん!?」
息を整えてるあたしの手を掴んで落書きコーナーに行く海斗。
あたしは急に引っ張られて転びそうになりながらも落書きコーナーに向かう。