【続】あの夕陽に向かって走れ!


「あっありがとうございます…っ」

僕はうつむいてしまう。
女性の人と向き合って喋るなんて
久しぶりかも…。

「もう大丈夫なので教室に戻ります。」

「そう?もうちょっと休んでいけばいいのに。」

「大丈夫です。」

居たたまれなくなった僕はその場から逃げた。


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