PRAY MACENARY
「僕は…死にたくないから戦場に…。」

佐良の回答に霧野はクスリと微笑んだ。

「その話を詳しく聞いてみたい気もするけれど…。

残念ながら、そろそろ目的地に着いてしまうようね。」

そこを右に…。と霧野は行き先を小さく指示し、まだ長い煙草を消した。
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