PRAY MACENARY


弥羽のバラックにおける初出撃から数日。

この数日間は敵機による偵察もなく静かな時間が過ぎていた。

そんなある昼下がり、パイロット達は寮舎内にあるミーティングルームに集められていた。


窓にはブラインドが降ろされ室内は昼間だというのに薄暗い。

正面にあるモニターには地図が写し出されている。

そのモニターの脇に立つ霧野がそれぞれに椅子に腰掛けるパイロット達に向かい口を開いた。

「知っているものもいるかもしれないが…。現在、我が社の防衛線の向こう敵対国38番基地に多数のAMが搬入されている。

軍からの情報によれば総数は約40機。

このことから近日中、遅くとも一ヶ月以内には偵察以外の何らかの動きがあると思われる。」

モニター上の敵国38番基地をレーザーポインターで指しながら霧野は話を続ける。

「よって…38番基地の戦力把握及び戦力を削るため強行偵察を行う。」

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