カエルの王子様
「もう心配するな。
私がついておる。」


「はい。」


「マリー?いいか?」


「・・ええ・・。」


私はマリーを抱っこして、
ある所に向かった。
そこはセーラー村で住んでいた
家であった。


中に入って、
俺はマリーのベッドに寝かした。


「初めてです・・。」


「それは私も一緒だ・・。」


俺達はこれまで1度も、
結ばれた事は無かった。
嫌。ここで結ばれたく、
今まで待っていた・・・。
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