―冷心―レイシン
は~
スッキリした、、、
あたしがシャワーを浴び終えてリビングに戻るとココアが尻尾を振って走ってきた。
「ココア淋しかった?ごめんね」
あたしがココアの頭を撫でるとココアは嬉しそうに尻尾を振った。
ピーンポーン
突然インターホンが鳴った。
「はい?」
あたしは少し低い声で言った。
「俺だよ!優人!」
そして優人はカメラにむかって手を振った。
「なんのご用ですか?」
「いや~ご用ってか、、、愛ちゃんの顔が見たくなって♪」
「そうですか。でわさよ・・・」
「ストーーップ!!」
あたしの声を遮って優人が大声で言った。