―冷心―レイシン
「お願い!中入れて!!」
優人が必死に頭を下げていた。
「わかったから、、もうみっともないからやめて。」
あたしはそういって鍵を開けた。
「ありがとう!」
優人はカメラにむかって凄い笑顔で言った。
ガチャ
「お邪魔しま~す」
あたしは前の件でも少し謝りたかったのもあって家に入れた。
「なんか飲む?」
「アイスコーヒーある?」
「うん」
あたしはカップにアイスコーヒーを入れて優人に渡した。
「ありがと♪ところで愛ちゃんはお昼食べた?」
そういえば・・・
「食べてない」
「本当!?じゃあどっか食べに行こうよ☆」
優人が笑顔で言った。
「いい。面倒臭い。それにさっき買い物してきたし」
「じゃあなんか作ってよ!」
「はぁ?」
こいつ・・・
図々しい男だな・・・