君に捧げる想い 〜birthbywhiteday〜
あげはは必ず傍にいてくれると、勘違いしていた。

失って初めて分かるとはこのことだ。

「そばにいてくれれば誰でも良かったんじゃない!」

違う。

あげはじゃないと駄目なんだ。

「本命のチョコしかもらわないんでしょ!なら私のチョコなんていらないじゃん」

お前のものしかいらない!

どうしてあの時、言えなかったんだろう。

夢の中だけで何度もあの日を繰り返した。
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