君に捧げる想い 〜birthbywhiteday〜
残り少ないあげはとの接点、学校でなんとか話す機会を作ろうと思ってもあげははオレからすり抜けて行く。

あげはからの接触がなければオレ達はただのクラスメイトのようだ。

ケータイのメールを見てもあげはと愛里香のメールで返信した記憶があるのは愛里香の方が多い。

本当にどっちが恋人か分からない。

自分の席からあげはを見る。

「髪切ったの?可愛いね」

「うん、イメチェン。あとね香水とかも変えたんだよ」

「良い匂い。メイクも変えたよね?」

「そうなの。美容師さんに聞いたの」
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