pure
朝日の輝きがまぶしすぎる


気だるい足取りだった。


オフィスの扉を開けると


俺の机の周りに


全員集合していた。


「おはようございます。


どうしたの?」


「ああ上野さん。


おはようございます。


この箱・・・。」



デスクの上には60cm真っ角の


ダンボールが置かれていた。


「何だろう?」


「何ですかね。さっき


宅急便で届いたんです。


送り主は


森村 愛子さんです。」



持ち上げてみると  軽い



支店中の注目の中で



ダンボールを止めてある



ガムテープをとった。


中から・・・


イエロやピンクの


大きなバルーンが


フワフワと優雅に顔を出して


オフィスの天井まで上がっていった。


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