pure
「そう、じゃあ ひとつ


仕事お願いしてもいい?


上野君と打ち合わせの


続きをしておいてほしいの。


冬のキャンペーンのこと。


判断は愛子にまかせるわ。


私ね。


これから高校の同窓生と


食事会なの



戸締りもお願いね。」






「了解!楽しんできてね。」






残った仕事を片付けて



隣の部屋に行くと



克己は窓から外を眺めていた。




「お腹   すいちゃったね。



上野君お食事は?どうするの?」


「自分は 会社に戻る途中で


適当に食べますよ。」



街灯が気になるのか・・・


また窓の外に視線をそらした。



「じゃあ、


いっしょにご飯食べながら


打ち合わせしない?


あのビルの1Fのイタリアン


なかなか美味しいわよ。


イタリアンでOK?」





「好きですけど・・・


お子さん


待ってるんじゃないですか?」




「今日は 子守がいるからね。


今ごろ3人でおすし屋さんに


行ってるわ。


日本に帰ってくると


食べたくなるんだって 


すっぱいものが・・・」



「・・・?だれが



日本に帰ってくるんですか?」



「ダ・ン・ナ 


ツアーコンダクターだから


1ヶ月の半分は海外にいるわ。


昨日 インドから


帰ってきたの。」



「ご  御主人が


いるんですか~??」



「一応 いますよ。


そんなことより


お腹ぺこぺこだから


早くお店に行きましょう。」






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