せーしゅん。【短編集Ⅲ】


そんな可哀想な早川の肩を俺は叩いた。


「まっ、これから人生まだまだ長いんだよ?早川君!!」


「あーー、ムカつく。でも人生長いという事は、

こいつが思川さんと別れる日だってくるんだ!!」



「そんなわけない!!俺は思川さんとラブなんだ。

今日だって、部活終わってから待ち合わせして


一緒に帰ることになってんだから・・・。」



フフフフフッ。


俺は今日から最強になるのだ!!


男の中の最強!!



「チキショー!!悔しい~。」


「へへ~んだ。」


俺は上から見下すように早川を見た。


早川は倒れたままで起き上る気配はない。



< 8 / 114 >

この作品をシェア

pagetop