せーしゅん。【短編集Ⅲ】
そんな可哀想な早川の肩を俺は叩いた。
「まっ、これから人生まだまだ長いんだよ?早川君!!」
「あーー、ムカつく。でも人生長いという事は、
こいつが思川さんと別れる日だってくるんだ!!」
「そんなわけない!!俺は思川さんとラブなんだ。
今日だって、部活終わってから待ち合わせして
一緒に帰ることになってんだから・・・。」
フフフフフッ。
俺は今日から最強になるのだ!!
男の中の最強!!
「チキショー!!悔しい~。」
「へへ~んだ。」
俺は上から見下すように早川を見た。
早川は倒れたままで起き上る気配はない。