秘密な私の愛しき人
変な感じ…



もしかしたら今日で離婚しちゃうかもしれないのにお互いの心は穏やかだった。



きっと…私達の心が目には見えない“キズナ”があるんだろうね。




琉ちゃんは最後にキスをしてくれた。



今までの中で1番、甘い…優しいキスを。




こうして私は学校に向かった。












―――-------



数日ぶりの校長室。


今は授業中だから廊下はシーンッとしている。



「緊張する…」



でも前みたいに不安とかはない。



私は深呼吸をして



「失礼します」


扉を開けた。
















数日前と同じで中には担任と校長先生がいた。



私は足を進めて校長先生の机の前に立った。



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