Love Step
時間をかけて消毒し終えると、2人の目の前にコーラの入ったグラスが置かれた。
「ありがとう 真緒さん」
喉が渇いていた峻はゴクゴクと喉を鳴らして飲み始めた。
「杏梨ちゃんもどうぞ?」
杏梨にも飲むように真緒は勧めた。
「……いただきます」
半分ほど飲んだ峻はポケットから携帯電話を出して姉に電話をかけた。
『おかけになった電話は現在電源が――』
「出ないか……」
ボソッと呟くと杏梨に顔を向けた。
「姉貴、雪哉さんの所にいたんだよな?」
聞くと杏梨の顔がこわばった。
「ぁ……彩……さんは……」
「ありがとう 真緒さん」
喉が渇いていた峻はゴクゴクと喉を鳴らして飲み始めた。
「杏梨ちゃんもどうぞ?」
杏梨にも飲むように真緒は勧めた。
「……いただきます」
半分ほど飲んだ峻はポケットから携帯電話を出して姉に電話をかけた。
『おかけになった電話は現在電源が――』
「出ないか……」
ボソッと呟くと杏梨に顔を向けた。
「姉貴、雪哉さんの所にいたんだよな?」
聞くと杏梨の顔がこわばった。
「ぁ……彩……さんは……」