Love Step
「青年?病院で何かあったの?暗いぞ?」
床の上に座っている峻は頭を抱えていた。
「えっ?」
物思いにふけっていた峻が顔を上げた。
「彩はすぐに退院できるんでしょう?」
「たぶん……」
「じゃあ なんで暗いのかな?」
「それは……」
峻は真緒に聞きたいことがあった。
本当に月光ジャーナル編集部の浜田 晴美が姉の友人なのか。
峻は立ち上がると杏梨の眠っているベッドに近づいた。
眠っているのを確かめると真緒の所へ戻る。
「杏梨ちゃんに聞かせたくない話なの?」
「……はい」
「そう……話してみて?」
ちらりとベッドの方へ視線を泳がせてから峻に言った。
「月光ジャーナル編集部の浜田 晴美さんは姉の友人ですか?」
「ええ、そうだけど?」
「姉貴の記事を載せたのは彼女です」
「まさか!?彼女が彩を陥れる記事を書くわけないわ!」
真緒が目を見開いて驚いた。
「彼女が陥れたのではなく……姉貴が頼んだんです」
「なんですって!?」
床の上に座っている峻は頭を抱えていた。
「えっ?」
物思いにふけっていた峻が顔を上げた。
「彩はすぐに退院できるんでしょう?」
「たぶん……」
「じゃあ なんで暗いのかな?」
「それは……」
峻は真緒に聞きたいことがあった。
本当に月光ジャーナル編集部の浜田 晴美が姉の友人なのか。
峻は立ち上がると杏梨の眠っているベッドに近づいた。
眠っているのを確かめると真緒の所へ戻る。
「杏梨ちゃんに聞かせたくない話なの?」
「……はい」
「そう……話してみて?」
ちらりとベッドの方へ視線を泳がせてから峻に言った。
「月光ジャーナル編集部の浜田 晴美さんは姉の友人ですか?」
「ええ、そうだけど?」
「姉貴の記事を載せたのは彼女です」
「まさか!?彼女が彩を陥れる記事を書くわけないわ!」
真緒が目を見開いて驚いた。
「彼女が陥れたのではなく……姉貴が頼んだんです」
「なんですって!?」