Love Step
「クリスマスディナーのコースにしたよ 今日はそれしか出していないらしい」
ウェイターが行ってしまうと雪哉が言った。
「うん♪」
すぐにシャンパンのボトルが持ってこられた。
「シャンパン?」
杏梨が聞く。
「シャンパンだけれどノンアルコールだよ 杏梨はまだ未成年だからね」
シャンパングラスに注がれた気泡が見える金色の飲み物。
「ゆきちゃんは物足りないでしょう?お酒飲まないの?」
「あぁ 昨日飲んだからいいんだ」
* * * * * *
雪哉はおいしそうに食べる杏梨を見た。
ナイフとフォークを握る手がかすかに震え汗ばんでいる。
店に入り席に座わり、ほっとしたせいか身体がだるくなってきていた。
今朝あまりの気分の悪さに熱を測ると38度を超えていた。
驚いた山田は病院へ連れて行き、点滴を受けさせた。
点滴のおかげでだいぶ楽になった雪哉はその後、取引先と商談を済ませ東京へ戻ってきたのだ。
恋人になって初めてのクリスマス・イブを過ごさせてあげたかった雪哉はすぐに休んだ方が良いと言う山田を押し切って来たのだ。
食事をするくらいなら大丈夫だと思ったのだ。しかし、今は頭痛もともない、熱が上がってきたようだ。
「ゆきちゃん?食欲もないみたい」
杏梨の顔が心配そうに曇る。
「そんなことないよ」
そう言ってもお皿の上のチキンは一口ほどしか手を付けられていない。
杏梨は突然立ち上がると雪哉の側に立った。
ガバッと雪哉の額に手が付けられた。
ウェイターが行ってしまうと雪哉が言った。
「うん♪」
すぐにシャンパンのボトルが持ってこられた。
「シャンパン?」
杏梨が聞く。
「シャンパンだけれどノンアルコールだよ 杏梨はまだ未成年だからね」
シャンパングラスに注がれた気泡が見える金色の飲み物。
「ゆきちゃんは物足りないでしょう?お酒飲まないの?」
「あぁ 昨日飲んだからいいんだ」
* * * * * *
雪哉はおいしそうに食べる杏梨を見た。
ナイフとフォークを握る手がかすかに震え汗ばんでいる。
店に入り席に座わり、ほっとしたせいか身体がだるくなってきていた。
今朝あまりの気分の悪さに熱を測ると38度を超えていた。
驚いた山田は病院へ連れて行き、点滴を受けさせた。
点滴のおかげでだいぶ楽になった雪哉はその後、取引先と商談を済ませ東京へ戻ってきたのだ。
恋人になって初めてのクリスマス・イブを過ごさせてあげたかった雪哉はすぐに休んだ方が良いと言う山田を押し切って来たのだ。
食事をするくらいなら大丈夫だと思ったのだ。しかし、今は頭痛もともない、熱が上がってきたようだ。
「ゆきちゃん?食欲もないみたい」
杏梨の顔が心配そうに曇る。
「そんなことないよ」
そう言ってもお皿の上のチキンは一口ほどしか手を付けられていない。
杏梨は突然立ち上がると雪哉の側に立った。
ガバッと雪哉の額に手が付けられた。