Love Step
水を持って寝室に行くとゆきちゃんは眠っていた。



水、飲まないで寝ちゃった……。


水分とらないで大丈夫かな。



飲ませるために起こそうと思ったが、気持ちよく寝ているので起こさないことに決めた。




ゆきちゃんの横にもぐりこむように入る。



だけど、ゆきちゃんが心配なせいもあるけれど、変な時間に起きたせいか眠れない。



眠ることをあきらめてゆきちゃんの横顔を見つめることにした。



まつ毛、長いな~



手を伸ばして確かめてみたくなる。



だめだめ、起こしちゃう。



わたしはしばらくゆきちゃんの寝顔を見続けた。




* * * * * *



「ん?」



パチッと目を開けたわたしは隣に眠っているゆきちゃんを見た。



「いない……」



隣で眠っているはずのゆきちゃんはいなかった。



慌ててベッドを抜け出すとリビングに行った。



リビングにもいない。



その時、洗面所の方で音がした。



「ゆきちゃん?」



洗面所のドアは開いていた。



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