To Heart
しかし……

それから1ヶ月を過ぎても、彼女と遭遇することはなかった。


僕の彼女への淡い想いは結局、実るどころか、せめて最後に僕の気持ちを伝えるというささやかな願いすら叶わず、全てが僕の思い通りにはならないまま、強引に幕を引かれた形になった───





───と、思われた。


< 139 / 171 >

この作品をシェア

pagetop