To Heart
「先にシャワー浴びてきたから、啓太くんも浴びておいでよ♪」

ま、真美子ちゃん!?

一瞬にして酔いが醒め、僕の頭はパニックに陥った。

なんで?

なんで!?

え? 神谷は? 理央ちゃんは?

「な、なんで?」

なんで僕と真美子ちゃんがラブホテルなんかに!?

「え? 啓太くん酔いつぶれちゃったから。ここで酔いが醒めるの待ってたの」

大した事ではないというように真美子ちゃんは言いながら、ペットボトルのお茶を飲んだ。

「啓太くんも飲む?」

「い、い、い、いや……か、神谷と、はせ、長谷部さんは?」

動揺がモロに態度に出てしまい、ドモリまくりになってしまう。
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