To Heart
「あぁ。あの2人は、なんかクラブに行くとか言ってた」

神谷の奴! 理央ちゃんと2人っきりになりたいからって、僕を売ったのか!?

ショックのあまり、僕が言葉を失っていると、真美子ちゃんはクスッとイタズラっぽく笑って、僕が座っているベッドの上に乗ってくる。

し、心拍数が……ヤバい。

僕はどうしたら!?

「あれ? ラブホテル初めて?」

挙動不審な僕に、上目遣いで真美子ちゃんが聞く。

「え、えっと……」

僕が言葉を詰まらせていると、真美子ちゃんの口から爆弾発言が飛び出した。

「ねぇ、啓太くん。エッチしようよ!」

一瞬耳を疑った。
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