To Heart
「神秘的なところだよね。伊勢神宮って。修学旅行のこと、あまり覚えていないんだけど、あそこだけはよく覚えているの! 本当に神様がいそうな感じがしたの。また行きたいなぁ!」
「その時僕が伊勢におったら、案内したるよ!」
「そうして! そうして♪ 隠れた名所とかも!」
僕たちは実現するはずもないような話で、何故だかひたすら盛り上がっていた。
これだけ盛り上がったところで、お互いの連絡先を知っているわけではないし、その場限りの話だと思いながらも、その話は尽きることなく───。
気が付けば、1限目の終了時間になっていた。
「あ、そろそろ行かなきゃね!」
「あ、ホントや! ゴメンな。引き止めてしもて」
「ううん、こっちこそ。マミの事は気にしなくて良いと思う。あの子結構、あっさりしてるから♪」
「その時僕が伊勢におったら、案内したるよ!」
「そうして! そうして♪ 隠れた名所とかも!」
僕たちは実現するはずもないような話で、何故だかひたすら盛り上がっていた。
これだけ盛り上がったところで、お互いの連絡先を知っているわけではないし、その場限りの話だと思いながらも、その話は尽きることなく───。
気が付けば、1限目の終了時間になっていた。
「あ、そろそろ行かなきゃね!」
「あ、ホントや! ゴメンな。引き止めてしもて」
「ううん、こっちこそ。マミの事は気にしなくて良いと思う。あの子結構、あっさりしてるから♪」