翡翠の姫君





―その時




コンコンと医務室の扉を叩く音がした。




「誰かいるかー?」




…っ!!!



この声はレオ!!!!??







「あっはい…………
……………っておい!!!???」




ガクが返事すると同時に、私は反射的に医務室の裏口から外へ走っていた。







なんでかわかんないけど…




今は…
レオの顔が見れない気がする。









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