離れられない恋

次の日の朝あたしはさっそくLovergの
事務所へ向かう。

契約なんだって!

でも、ひとつもやもやが・・・


まだあっちゃんに言ってない。

全部話してたけど、
言えないよ。

だってあっちゃんLovergに
入りたいんだもん。

メイクも頑張って
ダイエットも頑張って
モデルのみーちゃん
目指してLoverg
目指してるのに

言えないよ・・・


っていろいろ考えてるうちに
事務所に到着!

で、でか~!!

「おはよう・・ございます~?」

『おはようございます。
 どちらに御用でしょうか?』

「えっと~、小波さんに用が!」

『小波ですね。少々お待ちください。』


うわ~、緊張する!


ブー、ブー。

あっ携帯。

「まい~?今日もメイクして
 原宿行かない?
   From あつこ   」


どうしよう・・・

『三神さま。
 小波が12階へ来るよう
 言ってました。』

「あっはい!ありがとうございます!」


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