運命

悲劇を乗り越え

―始業式―

いつの間にか朝になり、今日から学校が始まる

私は優太と支度をして一緒に登校した

学校の教室までずっと手を繋いでくれていた

凄く新鮮で冬なのに私達の周りは暖かく感じる…

教室に着くよお決まりの鈴子の甲高い声が聞こえたと同時に私に飛び付いてきた
「オッハヨー♪♪」

「わぁっ!!おはよ♪」

私はテンションの高い鈴子に驚き足をふらつかせた

隣では優太と卓が呆れた顔で鈴子を見ていた

ピーンポーン…

「これから体育館で始業式が行われます…全校生徒は速やかに体育館へ移動して下さい………」

突然校内放送が流れて、始業式の始まりを知らせた

私達は速やかに体育館へ移動して始業式の始まるのを待った

そして、少し経ってから始業式が始まった

………………

………………………

それから、最後退屈な校長先生の話で始業式は終わった

………………―

ガラガラ…

教室に入り私は自分の机に座り窓の方を向き空を覗き込んだ

時々隣をチラッと見ると優太と鈴子が卓をからかって遊んでる…

私はその光景が面白くてクスクス笑い目線を窓にそらした
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