君だけのもの
動き出す気持ち



「日悠君起きてって!!」

誰だよ…

「起きて!!時間だって!!」

時間…時間…時間!?
はぁ!?

もう5時!?!?


俺は、飛び起きた。

「はぁ…やっと起きた…。」

陽奈が文句の一つぐらい言わせろ、という表情をして立っていた。

「昨日、何時に帰って来たの?服着替えてないし…。」


「昨日は…3時ぐらい。」

「はぁ!?2時間しか寝てないじゃん!!」

…まじ!?俺大丈夫かな…。

「まぁいいや…仕事でしょ?着替えたら?…あっご飯食べる?」


「ん‐メシいらねぇ…コーヒーいれといて…。」

眠い…。


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