女性に声をかける10年
土曜日…
待ち合わせの時間より早く、14時半過ぎに渋谷の109-2前にいた。

14時45分くらい…

女「早いですね!」
俺「お~、気づかなかったよ。いつからいたの?」
女「スタバにいたんですけど、見えたので走ってきましたよぉ」

デニムの超ミニスカート!
バイト中とは違うバッチリメイク!

会った途端にテンションが高くなりました…デートが最高に嬉しい。

俺「映画でいい?」
女「はい!」

映画を見て夕方…
食事はお洒落な飲み屋へ…

女「え~!水が流れてる~」
俺「そうだね、でも2階に行くよ!」

既に予約しておいた店です。
今はもうない店なんですが、2階はカーテンで区切られた半個室…靴を脱いでフカフカの絨毯…6個くらいのクッションによりかかる…女の子の部屋みたいな雰囲気と、ちょっとエロティックな照明があります。

女「え~!すごい!クッション可愛い!どこ座るの?なにこれ~!」

半個室に入ると女子大生は興奮して、まいあがってます。

俺「俺も2階初めてだから分からないよ。とりあえず座ろうか。」
女「うん!」

食事とお酒を注文する。
楽しい会話と美味しい食事…素敵な時間を過ごします。

女「ごはん美味しいからお酒いつもより飲んじゃいましたよぉ」
俺「楽にしていいよ」

クッションをしきつめて、後ろによりかかって足を伸ばす…半分寝てる感じ…ミニスカートから伸びた足がイヤらしい…

クッションが足りなくて、頭のすわりが悪そうだ…

俺「ほら…」
女「ん?」

腕を出して、腕まくらみたいにする。

俺「飲みすぎた?」
女「ちょっと飲んだかなぁ」

腕まくらしてる手で髪をかきあげる…耳を優しく触る…

女「ぅぅん」
俺「くすぐったい?」
女「わたし彼氏いますよ!」
俺「嫌かな?」
女「嫌じゃないですけどぉ…」
俺「帰りたくなった?」
女「…」
俺「出ようか?」
女「え?」

会計をして店を出る。
手をつないで駅に向かう。

俺「ごめんね~なんか付き合わせて」
女「いえ…そんな…ご馳走さまです…」
俺「あんま長くいたら悪いから帰した方がいいよね」
女「え?悪いなんてことないけど…」
俺「そしたら、も少し歩こうか?」
女「はい…」
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