初恋

ライバル





「ちぃー」




朝から颯人が家まで迎えに来るのが当たり前になっていた




「おはよっ、颯人っ。おじいちゃん、おばあちゃん行ってきまーすっ」




あたしはカバンを持ち、家を出た




「ちぃ、髪跳ねてる」




颯人に笑われ、その場所を触ってみると綺麗にそこだけ跳ねている




「寝癖がー…」




ギリギリまで寝てたからなー



しかも颯人に言われるなんて…



女の子としてどうよっ!!
< 66 / 197 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop