STARヒーロー★
あたしは準備がすむと松崎は「付いてきて」と言って、廊下へでる。
ああ、お母様。
璃子はこれから用心深く生きていきます…。
もう遅いと思うけど。
「あ…あたしは何をさせられるんですか…?」
廊下をすたすた歩く松崎に恐る恐る聞いてみた。
「あはは、させられるって言い方がおかしいな。…きみがサインしたんだろが?」
クルッと振り返り、無表情でそう言った。
「……ッ!!」
こ、怖い!
絶対零度のその表情にあたしは固まった。
「…はは、これからはちゃんと契約書を読もうね」
「はい…」
まだ固まったままのあたしは大人しくする。
誰かヘルプミー…!!
そんな力ない叫びも空しく部屋に着いたみたい。
ーガチャ
「りこちゃん、入って。キミの“仲間”だよ」
なかま?
あたしの他にも被害者がいるんだろうか。