青空の紙ヒコーキ

君との出会い

*陽side*


「ご…っ…ごめん…
これでも全力出したんだけど…。」

「大丈夫だよ。
はる、早かった。」

「ホント…?
あ、これっ…
陽にあげるっ!!」

「え?」


差し出されたのは…
ちょっと大きめの袋。


「開けていいの?」

「あ…うん。
でも…
期待しないでよ…?」




期待しないでいられるわけもなかった。

はるから貰ったものはいっぱいあるけど…

それはいつだって『モノ』じゃなかったから…




袋の中を開けると…



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