運命の恋~先生を抱きしめたい~
涙のしずく
私はなつかしい先生の車の
助手席で
ドキドキをおさえながら
フロントガラスを見ていた。



先生は黙って車を運転している



何か話さなきゃ

そう焦るほどうまく言葉が出てこない。
なつかしい家の前の坂道


あの公園に行くんだ


私は通い慣れたなつかしい公園を
思いだしていた。


兄と遊んだ公園
いつしか兄が遊んでくれなくなって
友達と行ったけど
つまらなかった公園
一人で景色を一人占めした公園


そして先生とキスした公園


車がとまって
先生が助手席のドアを静かに開けて
また私の手をとった。



心臓が口から出そうなくらい
胸が高鳴っている


先生の一歩後を歩いた・・・・・
空には星が輝いていて
あの夜と同じだった・・・・・・。
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