運命の恋~先生を抱きしめたい~
「佐藤先生 もし妹に何かを
質問してそれに答えるのをためらったら
それ以上聞かないでやって下さい。
約束していただけますか?
やっと落ち着いてきたところです。
妹の笑顔が見られるようになって
家族も安心しているんです。
約束して下さいますか?」




兄は私の心を見透かしていた。



「ここであなたといい再会ができたら
妹はきっと克服できるって
俺は思いたいから
あなたにたくしていいですよね?」




聡美さんはオロオロしていた。


聡美さんもきっと兄から聞かされてる
私の事件と
教師に片想いだったこと


それが自分の同級生だったなんて


困っているようだった。




「はい、お約束します。」



「行っておいで紅・・・・
かあさんには連絡しておく」



兄が優しく微笑んだ。


「おまえは運命にさからうなよ」

そう言って
先生に頭をさげた。
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