運命の恋~先生を抱きしめたい~
「その気になる子とうまくいくと
いいねって仲間で見守っていた矢先
その子のこと言わなくなって・・・・
じゃんけんでサトレンに聞いたのね……
あの子はどうしたのって……
そしたら…


いつまでも勇気を持てない俺に
愛想つかして消えちゃったよ


って言った……


今さら後悔したって遅いのに……
大事なものをニ回も失うなんて
人生に欠陥があるのかな

そう言ってその夜は
帰って行ったから……

心配してたの…みんな彼が好きだから。
それが紅ちゃんだったのね……


また彼きっと傷つくわ……
今度はもしかしたらもっともっと
深いかもしれない……


考えて見て……


二人は絶対に結ばれるべきだって
私は思ってるから
できることがあったら何でも言って……」




聡美さんは私を抱きしめた。


私は聡美さんの胸で泣くしかできない…
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