姫密桜
愛の言葉

欲しいもの

槇の隣には

彼女

折口さんがいる。

「マキに
 偶然逢えるなんて
 今日は、いつもより
 早いんだね

 マキ、・・・
 
 あの時、私が
 泣いたりしたから
 私の願い、我が儘を
 聞いてくれたの?」

あの日・・・

『今度の、マキの
 誕生日
 一緒にいたい
 駄目かなぁ?』

槇は、彼女の願いに

すぐに
答えてあげる事が
できなかった。

困る槇の表情を
見ているうちに

彼女の瞳に
涙が溢れていく。
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